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Works作品紹介

山形県南陽市の精神病院

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この施設は病院を中心として老人保健施設、グループホーム、デイケア施設、健康福祉施設、スポーツ施設等が展開する地域の中核複合医療福祉施設です。
新外来・病棟はその中心建築として、全施設群の新しい顔をつくる計画です。
プロポーザルで特定されました。

規模:約5,200㎡
構造階数:鉄骨造、3階建
診療科:精神科・心療内科・内科・児童精神科・老年精神科
鳥瞰図:複合施設群の中心となる新病院棟
鳥瞰図:複合施設群の中心となる新病院棟
東側国道からのランドマークになるメディカル・ウォール
東側国道からのランドマークになるメディカル・ウォール
南東側外観
南東側外観

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全体のまとまりをつくるために敷地内に「メディカル・ストリート」と名付けた幹空間(大通り)を設定しました。それによってこれまで、やや散漫な感があった各施設群が動線的に秩序づけられ、同時に心理的にも一体感が生まれます。
さらに、このストリートを軸にして利用者やスタッフのための回遊路を計画しました。
 
東側のファサードは地域の幹線である国道に面しているので、ランドマークとしての役割を持つことが重要です。
それに対しては「メディカル・ウォール」と名付けたシンプルで明るいファサードを提案しています。清新な病院のイメージの表現です。

中央受付ゾーン
中央受付ゾーン
病棟デイルーム
病棟デイルーム
老健施設
老健施設

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各部門は明快で分かりやすいゾーニングによって計画され、随所に安らぎと交流のための空間を用意しています。外部空間にも「ふれあい広場」等を設けていて、地域に密着し地域おこしに役立つこと、という目標に対応しています。

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