Works作品紹介
山形県中山町の中学校計画
山形県中山町の中学校、プロポーザルで特定された作品です。
ひまわりが町のシンボルなので、「ひまわりフォーラム」と名付けた中央ホールを幹空間として、そのまわりにフリーゾーンと教室群を配置するシンプルな構成としました。
雪国の学校のあり方を追求した結果としてのコンパクトな構成が特徴です。
想定規模:14学級
構造階数:RC造、2階建
完成予定:平成28年度
構造階数:RC造、2階建
完成予定:平成28年度
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アクセス路正面の時計塔には旧校の校章を嵌め込んで歴史を継承しています。
北側の幹線道路を走る車からは、町を象徴して地域のランドマークとなるような端正なファサードを楽しむことができます。
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ひまわりフォーラムの天井は、木造による骨組をデザインしました。フォーラム周囲の廊下やフリースペースは極力木質系の仕上材を採用して、温かな空間となることを意図しました。学習空間の中心としての図書室や音楽室等特別教室群は、質の高い特徴的な空間づくりを心掛けています。
体育が盛んで県内有数の強力校でもあり、体育館はそれにふさわしい規模と内容を持っています。
外構は今後の整備予定や予算によりますが、プロポーザルでは、シンボル広場や活動的な運動施設と共に対照的に緑に囲まれた静かな思索の道などを提案しています。
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外壁をダブル柱の構造として、奥行が深い省エネルギー型の外観デザインを意図しました。
繊細で彫の深い列柱が格調高いファサードを形成して、地域の新しい風景の一つとなるでしょう。体育館の南外壁に太陽光発電パネルを設置して、これにデザイン要素としての積極的役割を持たせています。